GRAPEVIN『ジュブナイル』
- アーティスト: GRAPEVINE
- 出版社/メーカー: PONYCANYON INC.(PC)(M)
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: CD
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昨年10周年を迎えたGRAPEVINEのニューシングル。
タイトルの意味のように、妙に若々しい爽やかソングになっている。
先月のライブで聞いた時から耳に残り続けたキャッチーさと、少し切なげな歌詞が印象的。
ジュブナイルは曲調だけ聞くと、夏とか朝が似合う、まるで青春まっただ中みたいな爽快な雰囲気。
まるでデビューしたてのバンドのような(デビュー当時老成してたしね、この人たちは)。
そんな若々しい曲調の反面、歌詞は、もう少年期の自分たちとは違う、そんな現実を抱えながら生きていくといった内容。
そこはいかにもGRAPEVINEらしい。
カップリングは2曲、『報道』と『冥王星』。
報道はジュブナイルとは一転ブルージーで渋い。
「there's riot goin' on」なんて歌詞があったりして、スライの『暴動』と報道をかけてるとは思わなかった。
冥王星は最近定着したバンド名義で作曲した曲。
いかにもライブで盛り上がりそう。
すでに5月にはニューシングルの発売、7月からは全国ツアーを行う事も発表済の彼ら。
デビュー11年目を迎えて、創作意欲がより高まっているようで何とも頼もしい。
ツアーということはアルバムも・・・?
先月聞いた新曲は結構重めだったけれど、超える・ジュブナイルとシングルはやたら爽快な歌が続いていて、全く方向性が読めない。
2枚連続カップリングの方向性もバラバラだしなぁ。