個人的な話

卒業式には行かず、証書ももらってないけれど(証明書だけは発行機で発行した)夜には部活の連中とご飯。
何だかビックリするくらい温かな色紙をもらった。
後輩なんていろいろ文句言いたいこともあるだろうに。笑


というわけで個人的な感謝を。


自転車競技部に入っていなかったら—そんな自分を想像しただけで恐ろしい。
本当に6年間いろいろ学ばせてもらった。


入った当時は無知な田舎者だった。
そんなガキを指導し諭し導いてくれた先輩たちがいなかったら、間違いなく今はもっと酷い人間になっていた。
自転車の事や部活の事を飲み込みの悪い僕に1から教えてくれたし、小生意気な事を言っても怒らず受け止めてくれた。
1年目からレベルの高いレースを見せてくれて、自転車に対する情熱を芽生えさせてくれた。
そして同期や後輩にはエゴ丸出しでキツく当たったことも多かったけれど、よく我慢してくれたと思う。
口うるさかったし、多分傷つけるような事もいっぱい言っただろうに。
自転車競技部は本当に自分にとって家のような落ち着ける場所だった。


そして、僕を成長させてくれたもう一つの大きな要素は、間違いなくTeam-Comradeだった。
チームに誘ってくれ四六時中遠征車中で話をしてくれた小嶋さんには感謝してもしきれない。
内山さんは実績も無い僕をすんなりチームに入れてくれ、本当に親身になって面倒を見てくれて、歳はそんなに変わらないはずなのに父のような存在だった。
そして門田杯で結果を出せたのは、練習に誘ってくれて今まで知らなかった事をいっぱい教えてくれた河野さんのおかげだと思ってる。
2年目一緒に走ってくれた筧さんは、走りだけではなく何より精神面で今でも尊敬している。
学んだ事を活かせていない自分がもどかしいけれど。
そして畑中さんと織田さんの仕事をしながら自転車にかける情熱に、ぬるま湯生活をしていた僕は刺激を受けた。


コムレイドを通じてトップ選手や多くの実業団で仕事しながら走っている選手とも知り合え、学連で走っている時代とは異なる刺激を受ける事ができてよかった。


結果5月の美山で落車し機材を失い、未だに自転車には乗っていない。
来週から働く会社が甘くない事も分かっている。
ただ、「自転車乗り」としてのメンタリティーは持ち続けていたいな。
これだけ多くのことを学ばせてもらったのだから。
結局、僕にとっての大学の勉強は、ほとんどサドルの上でしてきたんだな。


最後になりましたが、大学時代僕と関わってくれた全ての人、ありがとうございました。
もちろんこのブログは、方向性を見失ったまま続きます。


ここから成長できるか、ダメ人間への一途をたどるか・・・。
乞うご期待!?