矢沢久雄『プログラムはなぜ動くのか』

僕は会社の研修でJavaについて学んだ。
ちゃんとプログラムを作れば、パソコンはその指示通りに動いてくれた。


でも、そもそもプログラムを書くと何がどうなってどうしているから動いてくれるのか?
そんな事全く知らなかった。
僕のようにコンピューターの知識なくプログラミングを始めた人は一度読むと良いかもしれない。
最近は2版もでてわかりやすくなったようだけど、この第1版はプログラミングをした事の無い人にはオススメできない。
コンピューターの役割を知らずにプログラミングだけしちゃってる初心者にはいいと思う。
これからの意識が少しは変わるかも。(まだ変わるかはわからないけれど。笑)


CPUの話、2進数の話、メモリの話などなど、ちゃんと計算機の勉強をしてきた人なら常識でしかない様な話だろう。
それだけにこれを読み終わると、こんなことを全く知らずにプログラミングなんてよくやってるって言ったもんだ、と思った。
順序立てて読んでいくと、最後に出てくるアセンブリ言語もすんなり読める様な気がするからあら不思議!


もちろんド素人にここに書いてある事全てが理解できたわけが無い。
特に前半は本当に読むのがつらかった。
繰り返し読んで「常識」としてこのくらいのことを感じられるようになりたいなぁ。
そうは言っても1回読むだけでコンピューター関連の言葉に対する理解度を変える事ができる本なのは間違いない。