GRAPEVINE@JCBホール(2008/9/28)

東京来たらライブとかいっぱい行けるかな、なんて妄想を描いていた大学時代。
実際忙しくてライブどころではなく閉じた生活してた。
でもGRAPEVINEだけは行きたくて、土曜日から会社に泊まって仕事した後だったけど、なんとか気力出して行った。


最新アルバムSingは今まで以上に渋くて、ライブでどういう風に聴こえるか楽しみだった。
一曲目、アルバムと同じSingから始まったけれど、一音目から震えるような感覚。
CDとは全然違う緊張感と迫力。
ライブの上手さがやはり段違いなことを一曲で悟った。


序盤が終わった後、目を閉じるもよし、寝るもよし、一人一人が好きなように楽しんでもらえたら本望だ、と言った内容のMCをして大人な曲タイム。
年々比重を増して行く中盤の聴かせる時間だけど、見る度にレベルアップして行く気がする。
東京のホールで人数も多いのに、曲と曲の間に歓声を浴びせるひともいない。
その無音の時間さえも一つの音楽のように、気持ちいい時間を過ごせた。


アルバムSingの中の曲でいうとGlare、鏡あたりの曲が良かった。
そして、なんと「望みの彼方」「想うということ」「Everyman,Everywhere」という名曲中の名曲も聴けた。
さらに帰りがけには会場出口で、元GRAPEVINEのリーダーこと西原誠氏を目撃!
テンションのあがった日曜日だった。


相変わらず仕事はつらいけれど、少し前向きになるきっかけをもらったライブでした。


Sing

Sing

8CLIPS 2005-2008 [DVD]

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