THE ROLLING STONES 『SHINE A LIGHT』
ザ・ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」O.S.T.
- アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ,バディ・ガイ,ジャック・ホワイト,クリスティーナ・アギレラ
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
- 発売日: 2008/04/09
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
ローリングストーンズの『SHINE A LIGHT』
そして、そんな寂しい男の惨めさを吹っ飛ばす様なすごい映画の出来だった!
もはや映画というよりライブを観ているような感覚。
そして、動きに動き、2000人強のシアターでも10万人ライブをしているかのような迫力のミックジャガー。
65歳であんなスリムでかっこ良くて動き続ける人、他にいるのだろうか?
なぜか観ていて村田兆治を思い出した(そしてミックジャガーの方がもっと歳上!)
インタビュー映像は最小限で、本当にライブっぽい。
絞り込まれている分、インタビューも興味深い映像ばかりだし。
不思議な事に、どう聴いても演奏テクニックは高くないとしか思えないのに、圧倒的にかっこいい。
最大の不満は映画館である事。
立ち上がって身体動かして声を出したくなる映画でした。
以下ネタばれを少々
冒頭は監督がストーンズに手を焼くシーンから始まる。
ワールドツアー中でなかなか計画が進まず、何度催促してもセットリストは決まらない。
1曲目がキースのリフから始まるのか、ミックの歌から入るのか、それだけでも分からないとカメラ割りが決められないと苛立つ監督。
ステージが開始する。
開会の挨拶、メンバーが会場に入ってくる。
そして監督の手元にメモが届く・・・。
『よし、一曲目は!』
Jumpin' Jack Flash!!!!
この瞬間に本気で鳥肌がたった。
あとゲストが3人来たんだけど、バディガイのかっこよさにべた惚れ。
何あれ、すごすぎ。
ジャックホワイトは好きなんだけど、縮こまってたなぁ・・・、相手ストーンズだしね。
何はともあれ、今でもこんな凄いパフォーマンスしてくれる現役バリバリのバンドなんて他に想像できない。
バカ高いチケットでも世界中で売れる理由がよくわかる映画だった。